今回のお話は、石川県の名産品である、ぶどうの王様「ルビーロマン」についてです。
ルビーロマンは、石川県農業総合研究センター砂丘地農業研究センターで、14年の年月をかけて開発された究極のぶどうです。
競りでは一房140万円という落札金額がついたこともあります。
先日韓国人に苗木を持ち出され、韓国で無断栽培されたというニュースがあったが、それほどまでに美味しいぶどうという認識をされていることです。
どれだけ美味しいのか、すごく気になるところ。
今回このルビーロマンを手に入れたので、さっそく食べてレビューしたいと思います。
かっこよく袋が被せられています。他のぶどうとは違うぞという高級感が伝わってきます。
ぶどうの実は、かなり大きいです。ピンポン玉ぐらいの大きさです。ペットボトルのキャップを並べてみましたが全然違いますね。
味の感想
意外と驚きましたが、甘さは巨峰とあまり変わりません。
ただ、酸味渋みがほとんどなく、最後まで同じ甘さが続きます。果汁がジュースみたいにどばどば出てきます。
140万円の値がついたこともあるルビーロマンだから、めちゃめちゃ甘くて、とてつもなく美味しいだろうというイメージを持って食べてしまうと、そこまで美味しくないなと期待外れを感じてしまうと思います。
何回も言いますが、味は普通の巨峰と同じです。
最高の甘さを求めたいならば、ぶどうではなく、ブドウ糖を舐めましょう。
ルビーロマンの楽しみ方はでかい実を口に入れて、噛むとじゅわっと果汁が出て、さっぱりした甘さが口いっぱいに広がる。
果汁の多さ、実の大きさ、安定した甘さという満足感が価値を生み出しているのでしょう。
いくらのルビーロマンを買えばいいのか?
ルビーロマンは値段がピンキリです。いくらのを買えばいいかですが、安すぎると安かろう悪かろうになるので、安易に買えないぐらいの金額が良いかと思います。
私は1房1万円ぐらいのをamazonで買いました。ロゴが箱に印刷された本物のぶどうです。生産者のラベルが張ってあるので、偽物かどうかすぐわかります。
このルビーロマンの価値が1万円だと思えれば、次も買いたくなるし、巨峰で十分と判断するならもうルビーロマンは買わないことになるし。
この経験は本人が食べてみないとわからないので、人生で1回は食べてみると良いと思います。
※私はJAの職員ではありませんので、決して勧誘のつもりはありません。