業務スーパーでは「チーズクリームサンドクラッカー」が税込み106円で売られています。
水色のパッケージに可愛らしいクラッカーの写真が目を引きます。そして、そこには赤い文字でチーズクリームと書いてあります。
日本人はチーズが大好きな人種で、お菓子にチーズが使われていると、美味しく見えてしまいます。身近なお菓子ではチーズケーキがイメージされます。さらに、チーズがクリーム状なら、たまらないと言ったところです。
しかし、これはタイのお菓子です。タイのお菓子だから安いんだ！と考えるのは早計じゃないかな？と思うわけです。
ということで、まずは食べてみます。
一袋にはクラッカーが15枚入っています。十分に楽しめる量です。
クラッカーを２枚取り出してみました。RITZと似たような大きさです。１枚あたりの重量は7gです。
中はチーズクリームがべっとりついています。
味は外国のお菓子特有のクセはありませんでした。チーズの風味があり、甘すぎず食べやすい味でした。
チーズクリームとクリームチーズは別物らしいです。勘違いしてはいけない。
食べた感想は結構美味しかったです。
美味しくて量があって安い。最高じゃないですか。だからこそ怪しいです。
原材料を見てみる。
コスト落とす方法の１つは、材料ですね。
よく見てみると、バターではなく、ショートニングが使われていますね。これは怪しいです。
ショートニングはWikipediaによると、
主として植物油を原料とした、常温で半固形状の、食用油脂である。マーガリンから水分と添加物を除いて純度の高い油脂にしたもの
と書かれています。
ショートニングでgoogle検索してみると、「身体に悪い」「危険性」という文字が出てきます。
身体に悪い理由は、トランス脂肪酸が含まれていて、トランス脂肪酸を摂取しすぎると血液中のLDL（悪玉）コレステロールが増加するということです。
農林水産省の資料によれば、多くのショートニングがJASの基準を満たしており、品質に問題がないということですが、原産国はタイなので、謎は深まるばかりです。
