スティック型掃除機を買いたいけど、どれも2〜4万円と意外と高いと思いませんか?
掃除機なんかにお金をかけてられないと思って、もっと安い掃除機が無いかと探していたら、ツインバードの掃除機「サイクロンスティック型クリーナーTC-E153W」に辿り着きました。
これ、公式ショッピングサイトでは税込み5,200円ということで、破格の値段になっております。
高い掃除機は買えないけど、1万円を切る掃除機って、怪しすぎて買えないと思います。
そもそも、ツインバードって会社をよく知りません。アジアの会社?っていう疑いが出てきます。
ただ、安くて良い製品なら、買いたいと思うわけで、皆さんは色々とレビューサイトのコメントを見ているかと思います。
私も色々と調べてついに購入しました。
私なりの視点でレビューして、良い製品かどうかお伝えしたいと思います。
スティック型掃除機での選ぶポイント
スティック型の掃除機で気になるポイントは、大まかにいうと次の4つです。
- 重さ
- 吸い込む力(吸引仕事率)
- 充電式かコード式か
- ごみの捨て方
この4つと価格とのバランスで選ぶのがセオリーになってきます。
それで今回のTC-E153Wのスペックはこちらです。
製品寸法 [ W x D x H ] | 約 230 × 155 × 1050 mm |
製品質量 | 約 1.7 kg |
電源 | AC 100 V 50-60Hz |
消費電力 | 240 W |
運転音 | 78 dB以下 |
スイッチ | スライド式 |
電源コード長 | 約 5.0 m |
集じん方式 | サイクロン式 |
集じん容量 | 約 0.5 L |
吸引仕事率 | 40W |
付属品 | すき間ノズル、すき間ノズルホルダー |
赤色で塗った場所を先ずはざっと見るべきところです。
重さ
重さは結構大事です。仕事から帰ってきて、毎日掃除する気力が出るかどうかは重さにかかってきます。
個人的には2.0kg以下は軽い部類になります。昔は3.0kg程の掃除機を使っていましたが、3kgを持って部屋中をずっとゴシゴシ掃除するのは結構キツイですよ!
しかも、重い部分と持ち手との距離感でもかなり感じ方が変わります。
スペックだけで判断するのではなく、店に行って実機を色々と触ってみてください。重くて不快だと感じたなら、それは買うのをやめた方がいいかと思います。
TC-E153Wは、1.7kgと結構軽いです。毎日掃除機を使ってもいいと思えるくらい取り回しが良いです。
吸引力
次に大切なのは吸引力。吸引力によって、ごみの取りこぼしに差が出てきます。
前後に素早くゴシゴシと掃除する人は、吸引力が弱い掃除機だと取りこぼしが出ます。掃除機を前後にゆっくりと動かさないと綺麗にできません。
吸引力はモーターの大きさに比例し、モーターを大きくすると値段も高く、重くなります。どっちを取るかはこのブログを読んでいる人は決まってますよね?
結論を言うとTC-E153Wは吸引力が強くありません。
素早く動かすと髪の毛、埃は吸い込みますが、お米粒は吸いこみにくいです。
ゆっくり動かせばお米粒も吸い込みます。
私は掃除のクオリティは70%で良いと思っています。サーっとかけて取りこぼしがあってもいいです。
めっちゃ吸い込むけど、たまにしか使わない掃除機よりも、扱いやすい掃除機で毎日掃除して、ある程度清潔な部屋を保つ方が大切だと私は思います。
コード式について
TC-E153Wはコードの長さは5mもあるので、マンションで使う分にはそこまで気にしませんが、一軒家だと掃除する面積が広くて、ちょっと煩わしく感じるかもしれません。
充電式の掃除機の方が取り回しは良いですが、毎日掃除するとなると、充電が面倒に感じるかもしれません。
例えば日立のスティック型充電式掃除機「ラクかるスティック」の場合、充電時間3.5時間で使用時間は、標準モードで30分、強モードで8分とあります。充電に3.5時間かかるのはどうかと。
片付けの際、コードを巻きつけるのは面倒ですね。ボタンで自動的に巻き取る機能があれば楽ですが、コスト削減のため省かれたのでしょう。
ごみの捨て方について
TC-E153Wはサイクロン方式なので、吸い込んだごみは、本体をパカっと開けてゴミ箱に捨てられるので、楽です。洗浄もしやすいので扱いやすいと思います。
ツインバードTC-E153Wが安い理由について
使ってみてわかったのですが、安い理由は次のところによるかと思います。
- パッケージにお金をかけない。
- 余計な部品・機能がない。
- モーターが小さい。
まず外箱はダンボールに、文字が書かれているだけで、全くおしゃれじゃありませんでした。印刷代を抑えている工夫ですね。
次に機能が全くありません。モード変更のスイッチは無く、電源しかありません。部品点数もこれだけです。
掃除機の心臓部であるモーターも小さいので、安い価格なのでしょう。
総評
とにかく、モーターに筒がついただけのような一切の機能が無い掃除機です。
部品点数も少ない、外箱もデザインされていないただの段ボールなので、極力無駄なコストを削減した最低限の掃除機に仕上がっています。
コスパが非常に良い理由にも納得ができ、デメリットも受け入れられるならば、購入の検討をしても良いかと思います。