個人でも古紙・ペットボトルのリサイクルがお金にできるということで、近年流行りつつある方法が、地域のスーパーマーケットに設置しているリサイクルステーションに持っていけば、ポイントがもらえるという方法です。
私自身は平和堂のRステーションを利用しています。自治体のごみステーションに持っていくよりかはお金になるので良いとは思うのですが、実際のところ、収支はどんなものか真面目に計算してみました。
換金率について
平和堂のRステーションでは、古紙(古新聞・雑誌・チラシ、本など)、ペットボトル、空き缶がリサイクルできます。換金率は、古紙は1kg=1ポイント、ペットボトル・缶は1本=0.2ポイントです。500ポイント貯まれば、500円の商品券が発行されます。
古紙500kgで500円、ペットボトル2,500本で500円という計算です。恐ろしく換金率が低いです。
ペットボトル2,500本について
皆さんが良く飲むペットボトル飲料で考えてみます。
ミネラルウォーター500mlペットボトルを1本あたり80円で計算すると、2,500本では200,000円になります。1日1本飲むと、6.84年飲み続ければ2,500本になります。
このことから、恐ろしく貯まる率が悪いので、ポイントはあくまでオマケと考えた方がいいかもしれません。
運搬コストも考えた方がいい
車で運搬し、1回あたり50本持っていけるとする。以下のサイトでガソリン代と運搬距離を計算したところ、私の家から平和堂まで往復約2.4kmあるので、ガソリン単価130円/l、燃費15km/lとすると、20.8円かかってしまう。
10ポイントを手に入れるのに、20.8円かかるのは完全に赤字です。
まとめ
リサイクルのポイント還元率が低すぎるため、ポイントを集めるためだけにリサイクルステーションへ行くのはほぼ赤字になるので、買い物ついでに行くようにした方が良いです。これはどのリサイクルステーションも還元単価は同じくらいなので、自治体のごみステーションにまとめて出す方がお得かもしれません。