熱中症にならないようにするには、梅干しを食べればよいという話があります。
梅には、元々豊富なミネラル含まれております。梅干しとは、その梅と漬ける時に使う塩と合わさることで、できあがります。
熱中症は塩分やミネラルが失われると起きやすくなります。よって、梅干しが熱中症対策に万全の食品となっています。
また、梅干しにはクエン酸も多く含まれています。クエン酸は、疲労の原因となる乳酸の発生を抑え、疲労回復の効果があります。熱中症だけでなく、夏バテにも効くので、夏は普段から摂取しておきたい栄養素です。
梅(未熟果)の栄養成分調べました。
(財)梅研究会サイトから抜粋したものです。青梅の状態ですが、こんなに沢山の栄養分が含まれているとは驚きでした。これが梅干しになったら、さらに栄養分が増すということです。
- エネルギー28kcal
- 水分90.4g
- タンパク質0.7g
- 脂質0.5g
- 炭水化物7.9g
- 灰分0.5g
- 食物繊維2.5g
- ナトリウム2mg
- カリウム240mg
- カルシウム12mg
- マグネシウム8mg
- リン14mg
- 鉄0.6mg
- 亜鉛0.1mg
- 銅0.05mg
- マンガン0.07mg
- ビタミンA20μg
- ビタミンE3.3mg
- ビタミンB10.03mg
- ビタミンB20.05mg
- ナイアシン0.4mg
- ビタミンB60.06mg
- 葉酸8μg
- パントテン酸0.35mg
- ビオチン0.5μg
- ビタミンC6mg
運動をしていなくても食べる価値あり。いつ食べるとよいのか?
普段室内で仕事してる人にとっても、夏の暑さでバテやすいと感じてる人は、食べる価値がありそうです。
一日に何個も食べる必要はなく、朝ごはんにひとつでも、お昼の弁当にひとつ入れるだけでも十分効果が期待できます。梅干しには食べ物を腐りにくくする効果がありますので、夏の弁当にはピッタリです。
気になった梅干しの商品をいくつか紹介します。
まずは、和歌山県にある名店、梅屋の「紀州調味梅干(個包装) 40粒」。特徴は、個包装で常温で保管できるところ。甘いけど、ご飯に合う甘さ。ゲームセンターの景品にもなっているそうです。
続いて、1967年から売れ続いている中田食品の田舎漬。鰹だしや調味料などで味付けされた梅干しはご飯によく合います。
ご飯ではなく、おやつの時に梅を食べたい人にはカリカリ梅が良さそうです。
赤城フーズはカリカリ梅を扱っている有名メーカーで、個包装にもなっていて持ち運びしやすそうです。