今回の節約ネタは、お酒を控えて節約しようという方法です。
お酒を趣味としている人が実践するには難しいと思いますが、癖で漠然と飲んでいる人には有効だと思います。
お酒の歴史は、およそ稲作が日本に伝わった時期の弥生時代から始まります。その時は、お米と米麹、水で作られた日本酒を飲んでいたようです。
その頃から、お酒は嗜好品として好まれていますが、別に飲まなくても体に影響はありません。
お酒って決して安くなくて、毎日晩酌している人は結構なお金がかかっています。
ただ、トータルでどれぐらいのお酒代がかかるか意識している人はあまりいないと思いますので、今回はお酒を辞めるとどれだけ節約できるかということを計算してみます。
毎晩缶ビールを飲む人の生涯にかかる酒代はいくらか?
まず、毎晩アサヒスーパードライを1缶飲んでいる人がいるとしましょうか。
アサヒスーパードライの値段は、1缶あたり193円とします。
その場合、1カ月では5,870円、1年間では70,445円になります。
23歳から73歳まで50年間飲み続けた場合は、トータル3,522,250円の金額になります。
1年間だとそうでもないですが、生涯飲むとなると、車1台分買えちゃいます。
毎晩瓶ビールを飲む人の生涯にかかる酒代はいくらか?
ちょっとお酒が大好きな人がいて、アサヒスーパードライの瓶ビールを毎日飲んでいる人がいるとします。
大びん 633mlの値段は305円とします。
この場合は305円×365日=111,325円になります。
中々いい金額になりました。これを50年間続けたとするとトータル5,566,250円になります。
すごいです。アルファードのエントリーモデルが買える値段になりました。
週末にお酒を飲む人はいくらかかるのか?
最近は皆さんあまりお酒を飲まないそうなので、現実にはこのパターンが多いかもしれません。
夫婦で週末の土曜日に外食してお酒を飲む、日曜日に家で缶ビールを飲む人はいくらかかるのか?ということですが、
土曜日は2人でイタリアンへ行き、お酒は500円のリキュールやワインを4杯飲んだとします。日曜日には350mlのスーパードライを2缶飲むとします。
1年間のお酒代は、(500円×4杯+193円×2缶)×52週=124,072円かかります。
これを50年間続けると、6,203,600円になりました。
外食高すぎる。というか、毎週イタリアン行く時点でかなりリッチな生活をしているので、そもそもそもそも節約する必要がない。
これは参考にならないので、次のとおりとします。
郊外に住んでいる家族(夫、妻、子2人)がおり、夫だけがお酒を飲むとする場合の年間のお酒代を計算します。
車で月に2回外食し、その他の休日(祝日含む)は350mlのスーパードライを2缶飲むとします。
年間休日は127日あるので、スーパードライを飲む日数は127日-24日=103日となります。
外食でのお酒代は、500円×2杯×2回×12カ月=24,000円
家でのお酒代は193円×2杯×103日=39,758円
合計は63,758円となります。
これを50年繰り返すと、3,187,900円もかかります。
普通にあり得そうなリアルな設定にしましたが、これだけかかりました。
これ、妻は飲まないという前提なので、妻も家でお酒(1缶だけ)を飲むとすると993,950円加算されるわけです。
まとめ
「塵も積もれば山となる」ということわざの通り、お酒代を節約するだけで車が一台分買えてしまいます。
無理に推奨するわけでは無いので、この記事を読んで、お酒飲まなくていいわと思った方は、水やお茶を飲みましょう。