ウィルスの感染や、放射線の被ばくを抑えるためによく使われる防護服の効果についてちょっと調べてみました。ニュース記事の表現に騙されそうにもなるので要注意です。
防護服は、使用目的によって素材が変わるようです。
一般的な防護服は物質を通さない細かい繊維で作られていて、感染症や、アスベストなどの粉塵の皮膚への付着を防ぎます。
放射線を防ぐ効果はあるのか?
ニュース記事の表現で誤解を招くのが、放射線を遮断する役割があるかどうか。
防護服を着ていれば、放射線を防げると考えてしまいがちだけど、x線を通さないようにするには10センチの鉛が必要。
中性子線を通さない物質となると厚さ50センチのコンクリートが必要なので、革新的な素材が開発されない限り完全にシャットアウトできる防護服は存在しない。
防護服で防げるのは、放射線が付着した物質(放射性粉塵とか)なのでその辺の誤解してはいけない。
なので、作業者は規定被曝量に達する前に作業を終了する必要がある。
防護服を着ていると暑いのか?
空気の流れを制限し浮遊するそれらの物質を服内へ浸透させない効果があります。
浸透させないっていうことは、快適性が落ちるということで、真夏の屋外作業ならかなり暑いと予想できます。後は、メーカー製品の性能で快適性は結構変わると思います。
防護服の取り扱っている会社について
デュポン社製の防護服を扱っているアゼアス株式会社です。「タイベック」という製品は結構有名です。