
ビックリマンチョコを例としたコレクションという趣味についての考察です。
最近ビックリマンチョコを買ったが、今後どうしていこうか非常に悩んでいる。
ビックリマンチョコはロッテが40年前に発売したおまけ付きお菓子で、中に入っているシールを目当てに当時の子どもたちが熱狂していた。まさにコレクションの先駆けのような存在だった。
そして、2025年7月に「ヘッドだらけのビックリマンチョコ」が発売され、当時人気のあったヘッドのみを40周年という形で復刻販売したもの。

※ヘッドは神様、天使のキャラクターたちの総称でレアリティが高いシールだった。
チョコ1つ120円で、シールは85種類ある。
懐かしくて、当時手に入れていないキャラクターが欲しくて買ってみた。
どんなシールが出てくるか、あのワクワク感は子どもの頃と変わっていない。
全種類集めたいなという欲望も出てくる。
1人で全部集めるのにかかる費用
これは、俗にクーポンコレクター問題と呼ばれている。
必要なチョコの数の期待値は以下の式で求められる。(計算はAIが導きだした。)
これは調和級数と呼ばれ、おおよそ以下のように近似できる。
E≈85×(ln85+γ)
ここで
オイラー定数γ≈0.5772
E≈85×(4.4427+0.5772)≈85×5.0199≈426.7
426.7個のビックリマンチョコを買う必要があるとすると、426.7×120円≈51,204円のお金がかかることになる。
5万円はしんどい。427個もチョコレート食べてたら糖尿病になる。
じゃあ、2人でダブったシールを交換し合えばもっと安く済むのでは?と閃いた。
2人で協力して集める場合にかかる費用
これはマルチクーポンコレクター問題と呼ばれるらしい。
2人で集めることで、約 ln2≈0.693 の分だけ効率が上がる。
計算すると:
85×(ln85+γ−ln2)≈85×(5.0199−0.693)≈85×4.3269≈367.8個
367.8個×120円≈44,136円かかることになる。
さっきより金額が低くなったとは言え、まだ高すぎる。
次の作戦。お店で買いつつも、足りないシールはインターネットで1枚300円で買うとすると、全部集めるのにいくら必要か、計算してみた。
ネット購入との併用
計算結果だけ伝えると、チョコを約100個買って(12,000円)、残り20種類をネットで買う(6,000円)と、合計約18,000円で全85種類を集められるのが最安の戦略となった。
まとめ
ネットで買えば安くコンプできるけど、コンプしてどうなの?という事になる。
所有感を満たすためだけにお金を使うのか。
あの時のワクワクを楽しむために買うのが本来の楽しみではないか。と思ったわけ。