オムロンなど昨年度CO2を2割減
2019年度の温暖化ガス排出を前年度比で減らした企業は4割にのぼり、オムロンなど約20社で削減幅が2割に達した。
オムロンは19年度の二酸化炭素(CO2)排出量を前年度より22%減らした。滋賀、京都、三重、岡山の国内4事業所で太陽光発電設備を新設。
サッポロホールディングスも2割削減を達成し総合格付けを前回から1つ上げた。ビールの製造工程で発生する排熱を利用するためのヒートポンプ設備を導入した。
太陽光発電設備の設置により、自社発電に切り替えていく企業が今後増えていくだろう。火力発電はじわじわと衰退していくと思う。
日本のエネルギー構成率は下記のとおり。
原子力 | 再生可能エネルギー | 化石燃料 | |
2013年度 | 1% | 11% | 88% |
2030年度 | 20~22% | 22~24% | 54~58% |
2050年度 | 100% | 0% |
後、30年で脱炭素社会は相当難しい。化石燃料から発生するCO2を回収する仕組みが必要になる。
太陽光、風力、電気自動車。この辺がキーワードになってくる。